Seminar

バイオ基盤技術を活用したヘルスケア産業支援事業

「細胞を用いた化粧品等の有効性試験 ~遺伝子発現解析編~」の開催

製剤や原料の機能性を評価する試験として細胞を用いた試験があります。なかでも遺伝子発現の解析は化粧品産業をはじめとしたヘルスケア産業において非常によく行われています。例えば、肌の保湿に重要な因子とされているセラミドの産生に関する酵素の遺伝子発現量を測定し保湿効果を評価することができます。
本講習会では、第一部(講義)で遺伝子発現の解析技術の原理の他、解析に必要な遺伝子発現に関する基礎知識を解説し、第二部(実習)では、遺伝子発現の解析技術の基盤となるサーマルサイクラーを用いた遺伝子の増幅実験(PCR実験)およびアガロースゲル電気泳動による解析を体験していただきます。 本講習会を通じて遺伝子発現解析の基礎の習得を目指します。
なお、培養細胞や生体組織からの核酸抽出や、リアルタイムPCR法を用いた遺伝子発現の解析に関する実習は時間の都合上、本講習会では行いません。オーダーメード型技術支援にて別途承っています。

講師
東京都立産業技術研究センター バイオ技術グループ 職員

講座スケジュール
時 間       科 目
10:30~12:00 【講義】 1:遺伝子、遺伝子発現に関する基礎知識
            1-1:遺伝子、遺伝子発現に関する基礎知識
            1-2:細胞機能、遺伝子発現の評価方法(概略)
            1-3:RNAの回収~逆転写反応
            1-4:必要な装置、器具、試薬 ~逆転写反応まで~
12:00~13:00   休憩
13:00~13:45 【講義】 1-5:PCR~PCR産物の解析
            1-6:必要な装置、器具、試薬 ~PCRおよびPCR産物の解析~
13:45~17:00 【実習】 2:遺伝子発現の評価実験(実習内容の説明)
            3:サーマルサイクラーによるGAPDH遺伝子の増幅
            3-1:反応溶液の調製
            3-2:サーマルサイクラーによる増幅(休憩含む)
            4:アガロースゲル電気泳動による解析

開催概要

開催日時
2024年9月27日(金)  10:30~17:00(受付は10:45開始)
参加費
無料(事前申込制)
定員
4名
対象
これから遺伝子発現解析を行ってみたい方や遺伝子発現解析をどのように行っているのか知りたい方
申込締切
2024年9月24日(火)17:00
受講可否
受講予定者にはメールにてご連絡します。定員を超えた場合は申込画面が閉鎖されます。
申込方法
以下ご確認の上、本ページ下部のログイン画面より申込ください
  • お申込み前に「地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 技術支援事業ご利用約款 第1章 総論および第5章 技術セミナー・講習会」以下URLについてご承諾の上お申込みをお願いします。
    https://www.iri-tokyo.jp/soshiki/52/yakkan.html
  • 受講にはSUSCARE会員登録が必要です。未登録の方は本ページ下部の「新規会員登録」から登録をお済ませの上お申し込みください。
  • 会場
    都産技研本部(講義:会議室244、実習:試験室 4E05)
    • テーマ・開催時期・内容等は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
    • 参加方法の詳細は開催日の3日前に改めてご登録いただいたメールアドレスに連絡いたしますので、「suscare@iri-tokyo.jp」からのメールを受信できるよう設定ください。
    • 締め切り日時を過ぎてからのお申込につきましては、受講のご案内を配信できない場合がございます。あらかじめご了承ください。