Seminar

バイオ基盤技術を活用したヘルスケア産業支援事業

「海外展開支援セミナー
タイにおける東京都中小企業振興公社および
東京都立産業技術研究センターの取組み」の開催

タイにおける化粧品産業の市場動向と展望
タイにおける2023年度の化粧品産業の市場規模は約2582億7500万THB(約1兆33億円、1THB=4.0円換算)に達しています。タイでは化粧品の約85%がタイ国内で生産されており、海外ブラントと現地OEMメーカーが提携して製品を開発・生産するなど生産面においても重要な拠点となっています。輸入先においても、欧米、日本、韓国、中国など多様化しており数多くの海外ブランドがタイ市場に参入しています。クリーンビューティーやオーガニック製品への関心も高まっており、今後、年平均5%程度で成長し2030年には3230億バーツ(約1兆2920億円)を超えるという見通しもあります。そこで、タイの市場動向と展望について概説します。

規制や評価技術の動向
ASEAN化粧品統一規則(ACD)の基準に準拠するため、タイでは2015年より化粧品法が施行されています。この法律の本質的な目的は「消費者の安全を確保する」であり、当該法律に基づく使用禁止物質や成分規制が定められています。したがって、タイ市場への参入の際には、タイ保健省が定める品質基準を十分に確認する必要があります。一方、化粧品の流通量増加に伴い、タイ国内における各種評価技術の整備が進んでいます。現在、成分分析などの必要不可欠な評価技術は概ね整備されていますが、微生物関連、におい関連の評価技術はまだまだ整備の余地がありそうです。これら評価技術の整備は、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)を中心に進められています。そこで、タイの規制や評価技術の動向について概説します。


講師
東京都中小企業振興公社 酒井康秀 氏
東京都立産業技術研究センター 川口雅弘 氏

開催概要

参加費
無料(事前申込制)
申込締切
2024年9月24日(火)17:00
申込方法
以下ご確認の上、本ページ下部のログイン画面より申込ください
  • お申込み前に「地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 技術支援事業ご利用約款 第1章 総論および第5章 技術セミナー・講習会」以下URLについてご承諾の上お申込みをお願いします。
    https://www.iri-tokyo.jp/soshiki/52/yakkan.html
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  • 会場
    オンライン
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