新規評価事例掲載およびウェブセミナー開催のお知らせ

2022年10⽉1日より運用を開始しました試験設備「クライオ走査電子顕微鏡（分析機能付き）」を使用した試験事例を掲載いたしました。　当該装置では、含水試料や生物試料を冷却したまま観察できるため従来の方法（凍結乾燥や置換）とは異なり、元の構造に近い状態の画像取得が可能です。また、収束イオンビーム加工装置（FIB）による微小範囲の断面作成や観察、エネルギー分散型X線分光分析装置による元素マッピング画像の取得もできます。

◆日焼け止め乳液の観察

　乳化粒子を含む乳液中の粒子形状や大きさを観察することができます。また、無機成分の分布を可視化（分散性を確認）することができます。

◆水溶液中の化粧品原料の観察

コラーゲンやヒアルロン酸の水溶液中の構造を確認することができます。

セミナーのご案内

当該装置に関するウェブセミナーを開催いたします。今回掲載以外の多数の試験および評価事例をご紹介する予定です。 リアルタイム配信につき、質疑応答時間も設けておりますので、「こんなことはできる？」「こういう画像取得をするにはどうしたらよい？」など、日ごろの疑問解消もあわせて　ぜひご参加ください。

開催日時：2月20日（月）13：30～16：10